Makiwari


薪割りは田舎の労働というイメージがあるかもしれない。
しかし、やってみるとこれが楽しい。
素直なやつがパカーンと割れる瞬間や、素性の良くないものを割り切ったときは特に気分が良い。


先ずは丸太を玉切り

カヌー仲間の井戸さんから分けてもらった
欅を割ることにした

玉切りにしたものに1発目を入れて

順番に小さく割っていく

当日のギャラリー2名

雨が降り出したのでブルーシートを張ってしのぐ

積んで乾燥
最低でも半年は乾かさないと使えない


薪割りに必要なもの

○チェンソー

これが無いと薪割りがはじめられない
ノコでも切れなくはないがそれだけで
体力を消耗してしまう

自宅前ではうるさくない電気チェンソーを使用

2002年ハスクバーナ購入

○グローブ

割った薪はささくれもいっぱい
皮手袋は必需品

暑いときは上の「WELLS LAMONTE」
寒いときは「LL.Bean」

○ブーツ

本当はつま先にメタルの入ったものが良い
もしくは皮製の丈夫なもの

僕の愛用はLL.Beanのメインハンティングシューズ
ゴムの靴で安全ではないが、なぜかこれが
履きやすく使ってしまう

もう10年履いているがとてもタフな良い靴です

○斧(おの)

斧といっても種類も色々

上から
・日本製の薪割り斧(いわゆるヨキ)
・ダブルヘッデッド(ELGIN・アメリカ製)
・洋斧(Iltis Oxhead・ドイツ製)
・洋斧(Heiko・ドイツ製)

○手斧

ニュージーランド製のアックス
アメリカ製キャンピングアックス
・本体メタル、ゴムグリップのアックス
・日本製のキャンピングアックス

多少素性が良くなくても力ずくで割りまくる

とっても素性の良くないやつ

大きな枝が出て、すぐ横に斜めに2本も枝が出ている

薪割り経験のある人には、これがいかに大変な代物かお分りいただけると思います

太いもの、素性が良くないものにはウエッジ(クサビ)を使います
頭の裏がハンマーになった斧で叩き込みます

こいつがあれば、かなり捻くれていても
60cm位までなら割っていけます


斧の形状

軽めですが形がよく割りやすい
素性の良いものなら一番使いやすい
(Iltis Oxhead)

硬いものや素性の良くないものはこいつで
ちょっと重いです
(Heiko)


本来木を切り倒したり、製材に使うもの
薄くて入りがいいが、抜けは悪い(ELGIN)

鉞担いだ金太郎ーっ(ヨキ)
親父は上手に使いますが、僕は使いにくいと思う

斧は他にも沢山の種類があります

これはウエッジというものです
日本名は楔(くさび)

上のものは「スパイラルウエッジ」といってねじりながら割り込みますので抜けもいいです(カナダ)

下は普通のストレートウエッジ(イギリス)



手斧の形状

とても使いやすいキャンピングアックス

薪ストーブ用に使用しているアックス
細割りしやすい


ダッチオーブン用アックス

ハンマーが付いていたので買いましたが
アックスとしては使いにくい

グレンスフォッシュ
フォレスト
(スゥエーデン)


グリップ
 洋斧のグリップエンド

 とても握りやすい
 日本製は握りにくい

 手が滑りにくい

洋斧はいわゆるエルゴノミックになっており、滑りにくく持ちやすい


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