CARL DOUGLAS
WOOD SINGLE SCULL

英国カールダグラス社のウッドシングルスカル
(ボート競技を良く知らない人のための解説付き)



スペック
・全長 8120mm
・全幅 420mm(艇体285mm)
・全高 260mm(艇体170mm)
・重量 14.3kg
・設定体重 65kg〜72kg
・艇体 ブラックウォルナット(黒胡桃)

実は見えないところにカーボンやケブラーが上手に使ってある
仕上げは実に丁寧で、接合部もテープ等でごまかしていない
いつかは高級な艇をコレクションとして欲しいと考えていたが、ひょんなことで手に入った

表面の保護艶出しに、テレビショッピングでよくやっていたオーリ(AURI)をかけてピカピカにした

現役で漕いでいるときは、「死ぬときはボートを漕ぎながらボートを棺桶にして逝きたい」と思っていた
この年でもう棺桶が用意できてしまった

ボートのコクピットは
・ストレッチャー
・スライディングレール
・スライディングシート
・リガー
・ローロック
で構成されている

・ストレッチャー

カールダグラス純正のストレッチャーシューズ
サイズが小さかったので交換となった

取り外したものは横山婦人の艇に取り付けた

アディダスのローイングシューズ

ボート用ストレッチャーシューズは固定されており、軽量で水切れが良く通気性の良いものが付いている
底はペタペタで蹴りの力が逃げないようにしてある

・スライディングシート

やはり木製のスライディングシート
ココに尻を乗せストレッチャーに固定した足を蹴って推進力を得る
良く公園にある「おわんボート」は上半身のみで漕ぐが、競技用のボートではこの足蹴りにより大きな推進力を得る

タイヤ部分にはベアリングが入っており
スライディングレールの上を滑らかに転がる

・リガー

カールダグラス社製のアエロウイングリガー

以前はスチール製がほとんどであったが、今はアルミ合金かカーボンコンポジットが主流

リガーはオールを受けるローロックを取り付けるためのパイプ部分である
バックステー・メインステー・フォアステーの3本で構成される

・ローロック

エンバッハ社純正のローロック

ローロック(オアロックともいう)は、オールを受けるところ
てこの原理の支点になる

昔は真鍮やアルミ製でグリスを塗って使ったものである

スターン側のキャンバス

デッキのトップ側

フィンも良い形です

ローリング抑止と直進安定性を保ちます


艶やかなハル(艇体)

オーリ2回がけ^^

艶やかなハル2

この輝きをいつまでも^^

寄木のテール部分
職人の技が活きている

トップボールからはこんな風に見える

スターン(後部)の形状もかっちょ良いです

まん前から見た画像

こんな顔や

こんな顔

磨くたびに愛着が増し、段々自分の艇になっていく
死ぬまでずっと漕いで行きたい
正に一生ものである
いとうれし

カールダグラス社







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